平成23年度総会開会挨拶 岡山県看護連盟 会長 江尻美恵子
皆様、今日は。6月では20年ぶりの最高気温を更新した昨日からの暑さ、それに大変お忙しい中、ご来賓の先生方をはじめ、県下各地からこのように、多数の会員の皆様にご出席いただき、平成23年度岡山県看護連盟総会を開催できますことを心から感謝申し上げます。
まず冒頭に、東日本大震災でお亡くなりになられた方へ哀悼の意を表し、また、被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。
東日本大震災では、自らが被災しながらも医療現場で昼夜を分かたず患者様を護りぬいた看護の仲間たちの姿や、日本看護協会が素早く対抗した災害派遣ナース活躍などが看護という底力を大きく社会に示しています。
また日本看護連盟本部から石田幹事長が来て下さり心強い限りです。看護職の代表「あべ俊子」と「たかがい恵美子」は宮城県の出身です。被災しながらも、自民党災害対策メンバーとして復旧・復興に当たるなど、北井のたがわぬ活動をされ、力強さを感じています。
さて平成22年度の最大の事業は第22回参議院選挙で下。政権交代後、日本看護協会と日本看護連盟とは支持政党をめぐり、ねじれ現象を起こしている中での選挙で下。中央ではねじれていましたが、岡山県では協会と一体となって活動でき、本当に心強く思いました。多くの皆様のお力を頂戴し、南野先生の後継者「たかがい恵美子」を送り出すことができました。得票数 210,443票、自民党比例 4位 全国比例候補者 187人中 13位と上位当選できました。
岡山県では7,585票 自民党比例1位 と素晴らしい結果で当選することができました。皆様方のお力添えの賜物と本当にありがたく感謝申し上げます。
この政情の中、ほとんどの組織が弱体化したなかで、前回よりも大幅に票を伸ばした組織は看護連盟だけでした。しかし、岡山県の場合、前回の得票数に(-391票)及ばなかったことを非常に残念に思います。
なぜなら岡山3区会員の必死の思いで2期目の当選をさせた、衆議院議員あべ俊子先生を、次回も、どうしても当選させなければならないからです。前回得票数で負けましたが、比例1位をいただいていましたので当選することができました。次回単独比例はあり得ないと思います。従って、1票でも多く得票して勝たなければなりません。
そこでご来賓の先生方にお願いいたします。自民党の看板を背負った岡山3区支部長の「あべ俊子」です。もちろん私たちも頑張ります。自民党としてぶれることなく是非お力添えを賜りますようお願い申し上げます。
平成23年度日本看護連盟総会は6月14日(火)東京で開催されました。日本看護協会 会長選挙で当選された坂本すが新会長は、挨拶に立たれ、「日本看護協会の使命を実現するため、制度の改革・法制化に向けて政治的な戦略は不可欠であり、日本看護協会の政策実現のため、政治活動を担う日本看護連盟とは共通の目的に向かって一丸となって取り組む関係と思っています。国民のため、看護のために積極的に政策課題を共有し、取り組む方法を協議して参ろうではありませんか。がんばりましょう」と心強い一声に会場は拍手の渦でした。ここに協会、連盟の関係修復への一歩が踏み出されました。この挨拶で会員のもやもやした思いが吹っ切れたように感じました。
岡山県看護連盟では「勝つ組織作り」を大目標にしています。「勝つ組織作り」とは、まず、活動の原動力となる会員数の拡大と組織体制の確立、リーダーの育成です。全国の看護協会会員数は60万人ですが、看護連盟会員は20万人です。過去の選挙結果から25万人が必要です。
岡山県の場合、22年度の目標数8,300人を上回り8,376名の方が入会して下さいました。しかし、看護協会員対比は57,9%と目標の60%を超えることはできませんでした。本年度は施設訪問、ホームページ、ポリナビなどを通して8,500名を目指したいと思います。
「勝つ組織作り」の二つ目、主体的な支部活動です。支部役員と会員の連携と結束により、会員の意見をくみ取りやすく、顔の見える組織体制の確立です。支部活動だからこそ、地域の未加入施設の看護職とのコミュニケーションが得られ、連盟活動の重要性について伝えることができると思います。しかし、小規模施設の活動支援、マンモス支部の再考の時期に来ています。本年度は支部の再編を行い、支部活動の充実、強化をさらに推進する年と考えています。
目標を達成させる活動として、若い看護職や無関心層をはじめ、全員に看護連盟について基礎の研修を受講していただきます。看護協会と看護連盟の関係、そして、なぜ看護の代表を国政に送らなければならないのか、について理解を深めてもらうための研修です。
22年度は若手会員の企画運営によるポリナビワークショップを開催しましたところ、20~30代の会員400名以上が参加して、若者のパワーがあふれた大会に次への夢を乗せているところです。この中から将来、国会議員や地方議員を目指そうとする人が出てくることを願ってやみません。
次にシルバーパワーです。退職後、地域で活躍され、現職の連盟会員と地域をつなぎ、豊富な人材力をもって個人会員として連盟活動を応援していただいています。さらに幅広く気軽に応援していただけるよう賛助会員の中に看護職OB会員制度を位置づけました。23年度から会員の組織作りに着手する予定です。このように学生会員からOB会員まで幅広い年齢層の会員により活動の活性化を図りたいと考えています。
18歳人口が減少し、高齢化率が急増する中、住み慣れた地域で安心、安全で質の高い医療、看護、介護を提供するためには、看護職が生涯を通して働き続けられる環境づくりが大切です。「チーム医療推進」「特定看護師制度」「訪問看護制度」「看護職の配置基準」などがありますが、これらは現在の保助看法や医療法の制度を変えるという大改革事業です。
そのためにはどうしても政治力が必要です。私たちの代表が議席を確保することが必要です。次回の衆議院選挙、参議院選挙を成功させるために、また、看護政策実現に必要な諸活動について、本日の総会において、積極的なご審議をお願いします。そして、平成23年度の活動を誠実に推進して参りますことをお約束いたします。会員の皆様の更なるご協力ご支援をお願いし開会のご挨拶といたします。